フィールドチェック第二段

前回に引き続き
谷川岳(Tanigawadake)の麓(Fumoto) 湯檜曽川(Yubisokawa)へ行ってきました。
太田・桐生ICから約1時間の道程です。
近くなったものです。
何故、湯檜曽川なのか!?
簡単に言うと天然の岩魚が釣りたいからです。
しかもフライで岩魚が釣れる場所は、そうありません。(少なくても、私の自宅から1時間圏内)
岩魚がいる場所は、山奥が多くキャスティングするとラインが木の枝に引っ掛かったり障害物に神経を使います。
でも、ここはキャスティングが出来ます。
岳というくらい標高が高い山の麓だからでしょうか!?川に覆いかぶさるといった木があまりありません。
R291は、相変わらず谷川岳ロープウェイ土合口で行き止まり。
残念ながら一ノ倉沢まで行けません。
前回行った時は、まさに雪国で、川へ入る勇気が全くなかったのですが、今回は車止めのマチガ沢手前までは車で行けるようになっていました。
でも、私は斜面の雪や崖崩れを恐れ、堰堤のすぐ上の川沿いに車を停めて歩く事にしました。
丁度、谷川岳ロープウェイ土合口の下になります。
とりあえず、一式準備(ウェダー・フィッシングベスト着用・・・)をして車止めまで歩きます。
車止めから少し歩くとマチガ沢。水量が多くガンガン流れています。
当然、本流も前日の雨の影響で、水は濁ってはいませんがガンガン流れています。
山菜採りか!?数名の人を見かけましたが、これ以上上流には人がいない様子。
沢らしきものが、左の斜面から何度と流れ込んでいます。
一ノ倉沢なのか幽ノ沢なのか地理的にわかりません(^^ゞ
上空を見上げるとガスってます。
黒い雲もチラホラ・・・
ゴゴゴ~
何の音!?
雷です。
車止めから山道へ入る入口に「雷や黒い雲が出たら非難するように・・・!」的な看板があった事を思い出します。
恐ぇ~な!鉄砲水で流されたりしたら・・・(実際に、ここは鉄砲水で死亡者も出ていますかな・・・)
早々に退き帰す事にしました。
そして、雨も降ってきました。
オイオイ!
車止めまで戻ると、明るくなってきました。
また上流へ向うのも、どうかと思い下流へ向かい、キャスティング出来そうな場所を探して、遊ぶ事にしました。
更に川沿いの道を下流に向って歩っていると、雨水で出来た小さな沢があります。
こういう所にも岩魚が居たりするんだよなぁ!と道の下を覗いてみると、やっぱり小さな岩魚が居ました。
小さな岩魚
どこ↑に居るか分かるかなw
10cm程ですが、ヒレも白く綺麗な魚体をしています。
本流の水量が多いので、本流での釣りは無理。
本流から流れ出た、比較的水量の少ないチャラ瀬的な場所でキャステングしてみましたが、上流からの風でキャスティングも上手く行きません。最終的に一度も魚が顔を出ることはありませんでした。
この時点で時計を見ると10時を過ぎていました。
上空を見上げると、いつの間にか雲がありません。
ここで写真を一枚。
湯檜曽川
良い景色です。
普段散歩やジョギングをしているので、少しは足に自信がありますが、前日のジョギングで右足を痛めていたし、無理は禁物!
鉄砲水には勝てないし、水量と流れの速さにも勝てません。
そんな訳で、今日はここで退散です。
是非源流まで行ってみたいものですが、滑落も恐いですね!
でもビビってちゃ釣れませんから、少しづつ上流を目指してみたいと思う今日この頃です。
そして上流へ行きたくなるほど魅力のある川です。